お腹の引き締めには腹筋より有酸素運動を!

腹筋でお腹を引き締めようとするより、有酸素運動を行う方がお腹を効果的に引き締めることができます。また、腹式呼吸やロングブレス呼吸など、このようなダイエット方法もお腹の引き締め効果はそれほど大きくありません。

女性に多い悩みとして、下腹が出てくることがあると思います。また、下腹だけでなくアンダーバストのすぐ下の部分からお腹がせり出しているような状態の女性も多いです。

お腹がポッコリしているから腹筋でお腹の筋肉を鍛える、または、お腹をへこませるために腹式呼吸やロングブレス呼吸などの呼吸系ダイエットを行う。このようなダイエットのやり方では効果的にお腹を引き締めることはできません。

なぜなら、お腹ポッコリの原因はお腹に脂肪が付いていることであり、腹筋や呼吸法では効率的にお腹の脂肪を減らすことができないからです。

お腹を引っ込める系のストレッチなども一緒です。これら腹筋やストレッチはお腹の脂肪がなくなってお腹がへこんだ後に、さらに腹筋を割ったりウエストのくびれを強調したりするためのものです。

だから、お腹の脂肪をなくした後にこれらの筋トレ系やストレッチ系のダイエットを行うのなら非常に効果的ですが、脂肪が付いたままの状態でこれらの筋トレやストレッチを行ってもお腹はたいしてへこまずほとんど意味がないのです。

お腹の引き締めには脂肪を減らすことが優先されます。そのためには腹筋よりも有酸素運動を行いましょう。ウォーキングやジョギングなどの運動を行って脂肪を燃焼させる方がお腹の引き締め効果が大きいのです。

まずはインナーマッスルを鍛えるといった筋トレ系のダイエットをやめ、有酸素運動を積極的に行いましょう。有酸素運動を行うとお腹の皮下脂肪と内蔵脂肪の両方を効果的に減らすことができます。

これに並行して、ご飯の量を少しだけ減らす、といった軽い食事制限も併用すると効果が絶大です。カロリーコントロールのダイエット効果は運動よりも食事制限の方が大きいからです。

しかし食事制限だけでは内臓脂肪が落ちません。お腹の引き締めには有酸素運動も必須です。