お腹痩せを即効で実現する方法
お腹痩せはダイエット方法さえ間違わなければ即効で実現が可能です。よくお腹痩せをするために腹筋を行うことがありますが、腹筋の効果はすでにお腹の脂肪が少ない人が、さらにお腹を引き締めるためにやるものです。
よって、お腹の脂肪が多い人が腹筋をやってもお腹痩せにはつながりません。お腹の脂肪が多い人はまずお腹の脂肪を落とし、お腹の脂肪が減ってきた時点で腹筋を行ってより美しく見栄えをよくするのが正しいお腹痩せの方法です。
お腹に脂肪が付いているのは体脂肪率が多いということを意味します。全身は痩せているようでも、実は体脂肪率が多い隠れ肥満だというわけです。だから、お腹の脂肪を落とすためには全身の脂肪を落とすことを考えなければなりません。
脂肪には皮下脂肪と内蔵脂肪があって、全身は痩せているのにお腹だけ脂肪が付いているように見えるのは、お腹の部分に皮下脂肪とともに内臓脂肪が付いているからです。内臓脂肪は普段から運動を行わない生活習慣ですぐに付きますが、運動を行うことですぐに減る脂肪でもあります。
また、運動のダイエット効果は食事制限よりも劣るため、運動とともに食事制限も併用した方がお腹痩せを短期間で実現することができます。運動は内臓脂肪を効率的に落とせるとはいえ、短期間で体脂肪を大幅に落とせるほど消費カロリーが大きくないからです。
例えば体重60キロの人がジョギングを30分くらい行った場合の消費カロリーは、190kcal程度です。しかし、体の脂肪を1キロ落とすためには7200kcalを消費しなければなりません。毎日30分のジョギングをおよそ38日続けてやっと脂肪が1キロ落ちる計算です。
だけど、1日に190kcalくらいの食事制限を行うことは、ジョギングを30分行うよりは辛いと感じないでしょう。1日にご飯をお茶碗に1杯分弱減らせば190kcalの食事制限は達成できます。朝食と夕食でお茶碗1杯分食べていたのを、それぞれ半分に減らせばよいだけです。
この方法で1か月もダイエットすれば脂肪が1キロ以上落ち、お腹のポッコリもかなり解消しているはずです。