お腹の贅肉を取る効果的な運動は?

筋トレなどお腹の贅肉を取るために頑張っているけど、どうしてもお腹の贅肉を落とすことができない…。落としたい贅肉はお腹周りだけなので、お腹周りの脂肪に直接効きそうな腹筋も毎日100回はやっています。

これだけ頑張っているのに、なぜお腹の贅肉が落ちないのでしょうか?

これは腹筋や筋トレをすればお腹の贅肉を落とせるという誤解が生んだ現実なのですが、はっきり言うと腹筋や筋トレをどれだけ頑張ってもお腹の贅肉はそれほど落とせないでしょう。

なぜなら、お腹に贅肉が付く原因は体脂肪率の増加であり、腹筋や筋トレは体脂肪を落とす決定的な手段とはなりにくいからです。

腹筋をすることでお腹周りが引き締まって見えるようにはなります。しかし、贅肉が付いたままのお腹を筋肉で無理やり引き締めたところで、筋肉の上に浮き輪のような贅肉が乗っかった状態になるだけです。

根本的にお腹の贅肉を取るためには、腹筋や筋トレをして筋肉を鍛えるのではなく、有酸素運動をコンスタントに続けて体脂肪率を落とさなければならないのです。

もう一度言いますが、腹筋ではお腹の贅肉は落とせません。その理由は、腹筋で筋肉を鍛えることはできても、腹筋で脂肪を燃焼させることが難しいからです。

脂肪を燃焼させるためには運動をしてカロリーを消費しなければなりませんが、腹筋の消費カロリーははっきり言って少なすぎます。腹筋も運動の1つではあるのですが、腹筋を100回行う場合の消費カロリーはかなり少ないのです。

腹筋の消費カロリーが少ない理由は、運動時間が短いからです。腹筋を100回もするとかなり充実感はありますが、運動時間からすれば2、3分程度のことでしょう。

それよりもウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行いましょう。ウォーキングやジョギングのペースはゆったりでも大丈夫なので、週に5日以上、1日当たり30分くらいは行いたいところです。

このペースでコンスタントに有酸素運動を続ければ、1、2か月後にはお腹の贅肉がかなり落ちてすっきりしているはずです。