停滞期の期間ってどれくらい続くもの?
停滞期を抜けるまでの期間ってどれくらいが目安なのでしょうか。何か月かダイエットを続けていると、いつかは体重が落ちない停滞期に陥ることがあります。
間食もせず食事の量も以前よりも減らしているし、ウォーキングやエクササイズ、ストレッチなど運動もきちんとしているのに全然体重が落ちてくれない・・・。
このような停滞期に陥ってしまった場合、どれくらいの期間ダイエットを続ければこの辛い停滞期から抜け出せるのか、また、どんなダイエットをすれば停滞期を抜け出しやすいのかを解説します。
停滞期は1年間くらい続くと思うべき
停滞期に陥ってしまった場合、基本的に1年くらいは体重が落ちない状態が続くと思うべきです。
その後のダイエット方法にもよるので実際に体重がまた落ちるようになるまでの期間は1年未満かもしれませんが、停滞期になりやすい体の状態は最低でも1年間は続くと考えておくべきだということです。
停滞期に陥る原因はリバウンドするしくみと似ています。というより、ダイエットをして体重を減らした以上に体重が増えることをリバウンドと言いますが、リバウンドの弱い状態が停滞期だと考えれば体の今の状況を正確に判断できます。
ダイエット成功後になぜリバウンドするのか?
せっかくダイエットに成功した後にリバウンドしてしまう原因は何なのでしょうか?
リバウンドする原因を体の体内ホルモンの状態から解析した研究結果があります。
ダイエットで体重を減らした後は食欲抑制ホルモンの分泌量が低下して、食欲増進ホルモンの分泌量が増加したというものです。
食欲抑制ホルモンはその名の通り食欲を抑制させる役割を持つホルモンのことで、これが多く分泌されれば食欲が抑制されて食べる量が減ります。
逆に食欲増進ホルモンは食欲を増進させる役割を持つホルモンで、これが多く分泌されれば食べたい欲求が強くなってたくさん食べてしまいます。
食欲抑制ホルモンの分泌量が減って食欲増進ホルモンの分泌量が増えれば、当然食べたい気持ちを抑えられなくなるためリバウンドしてしまいます。
そして、食欲増進ホルモンの分泌量が増えるような状態は、ダイエット成功後から最低でも1年間は続きます。ダイエットをして体重を減らした後から1年間は食欲を抑えにくい状態が続くということです。
停滞期を抜け出す方法は?
停滞期の原因は上で解説した通り、食欲が増進しているため食事量が増えるからです。
停滞期とは何か体の特別なしくみが働いているから体重が減らないわけではなく、摂取カロリーが増えているから体重が落ちないという単純な理由なのです。
この停滞期を抜け出す方法としては、根本的な解決策は摂取カロリーを減らすことです。ただし食欲増進ホルモンが多く分泌されている状況なので、ただ食べる量を減らしましょう、と言っても減らすことが難しいのは当然です。
多くの人がこの状況で食べる量を増やしてしまっているからこそ、リバウンドしてしまうか停滞期の期間が長引いてしまっているわけです。
具体的に停滞期を抜け出す方法についてはこちらの記事、停滞期から確実に抜け出す2つの方法を参考にしてください。