食事制限のダイエットで感じるストレスを減らす方法

食事制限でダイエットをしているとストレスがたまってしまいます。このストレスのためにお菓子を無性に食べたくなったり、無意識で食べ物を口に入れてしまったりする人も多いと思います。

この食事制限のダイエットで感じるストレスを減らす方法を解説します。

あなたが今、どのような食事制限をしているのかを考えてみてください。

食事制限を開始した当初はそれなりに体重も落ちてダイエットも順調だった。このままのペースで2か月以内に10キロくらい体重を落として理想の体型になりたい。

ジョギングとか運動も考えたけど、今の生活パターンではそれはちょっとできない。今の私にできるのはやはり食事制限だけ。だから食事制限だけのダイエットで痩せよう。

このような考え方（食事制限だけで痩せる考え方）は別に間違っていません。ダイエットは何かと運動が必要だと言われることが多いですが、本気で痩せようと思えば食事制限抜きには目的が達成できません。

運動もダイエットで重要な役割を演じますが、食事制限抜きでダイエットをしても体重はほとんど落ちないのです。だからこそダイエットでは食事制限が重要であり、運動だけで痩せるのは難しいけど食事制限だけで痩せるのは比較的簡単なのです。

でも食事制限を続けていくとストレスを感じる機会が多くなってしまいますよね。この食事制限で感じるストレスがダイエットの成功を邪魔する大きな存在であり、このストレスをいかに制御できるかが食事制限を成功させる１つのカギともなります。

では、どうすればストレスをあまり感じずに食事制限を継続することができるのか。

１つの効果的な方法として、あなたの今の生活から一切の甘いものを断ってください。

甘いもの（＝スイーツの糖分や砂糖）は食べた瞬間に急激に血糖値を上げ、次に体がそれに過敏に反応して多量のインスリンを分泌させるため、最終的には血糖値を大幅に下げてしまいます。

実は食欲と血糖値には密接な関係があります。何かを食べると血糖値が上がり、血糖値が上がると食欲がおさまるのです。だから食事をした後に満腹感を感じるわけです。

逆に血糖値が下がると強烈な食欲が沸き上がります。食事で600kcal摂取していれば満腹になっていたのが、スイーツなどの甘いもので600kcal摂取しても満腹になりにくいのです。（食べた直後は満腹になりますが、食後すぐにお腹がすきます。）

さらに、血糖値が下がると体が無性にイライラを感じるようになります。甘いものを食べて食欲が増進しているところへ、さらにイライラが追い打ちをかけます。

このような理由から、食事制限のストレスを減らしたければ甘いものを断った方がよいというわけです。