皮下脂肪と内臓脂肪の違い、効率的に落とす方法は？

まず皮下脂肪と内臓脂肪の違いって何なのか？、また、それぞれの脂肪を効率的に落とす方法が知りたい。内臓脂肪はお腹ポッコリと関連するイメージがあるので、お腹に付く脂肪だということには気が付いていると思います。

だけど具体的に皮下脂肪とは何なのか？、内臓脂肪とは何なのか？、正確な内容がわからない人もいると思います。

また、同じダイエットでも皮下脂肪を落としやすい方法と内臓脂肪を落としやすい方法があります。どちらの脂肪を落とすためには、それぞれどんなダイエットをするべきなのか。

皮下脂肪と内臓脂肪について解説します。

皮下脂肪と内臓脂肪の違いって何？

まず、皮下脂肪とはその名の通り皮膚のすぐ下に付いている脂肪のことです。例えば二の腕に脂肪が付いて気になっていたり、お尻や太ももが太いことで悩んでいる場合、これは皮下脂肪が付いているということです。

内臓脂肪とは内臓の周りに付いている脂肪のことです。内臓を保護する役目も担っています。また、内臓脂肪は生活習慣病に深くかかわる脂肪で、これが多いと動脈硬化など様々な病気になりやすいので注意が必要です。

皮下脂肪は体全体に平均的に付き、この割合は生まれつき決まっています。部分痩せが難しいのも皮下脂肪が体全体に平均的に付く性質のものだからです。

部分痩せは基本的に難しいことですが、お腹に関しては部分痩せが可能です。なぜなら、内臓脂肪の場合は皮下脂肪と違って、ある程度は意識して減らすことが可能だからです。

皮下脂肪は食事制限をすれば効率的に落とすことができます。体全体にかなりの脂肪が付いている場合、まずは食事制限をして体全体の脂肪を平均的に落としていく必要があります。

運動をしても皮下脂肪は落とせますが、体にかなりの脂肪が付いている場合は食事制限はまず必須となります。なぜなら、運動で消費できるカロリーよりも食事制限で制限できるカロリーの方が大きく、さらに精神的な苦痛も少ないからです。

食事制限でごっそり落としていき、落とし切れない皮下脂肪は運動で落とすイメージです。

皮下脂肪と同じく内臓脂肪を落とす場合にも食事制限は必須です。その理由は上で書いたことと同じで、食事制限の方が制限できるカロリーが大きく精神的負担が軽いからです。

ただし、内臓脂肪を落とす必要に迫られている人は、運動を意識して取り入れる必要があります。食事制限と運動を同時進行でやっていく必要があるということです。

お腹に関しては部分痩せが可能だと上で書きましたが、その方法は運動をすることです。体全体で特にお腹の脂肪が気になっている人の場合、運動をすれば内臓脂肪が優先的に落ちてお腹ポッコリを解消できるということです。