脂肪吸引で本当に細くなる？術後も細さを維持できる？

脂肪吸引を受けたのに細くなっていない・・・、と心配している人も多いでしょう。脂肪吸引後は皮膚が腫れるのでしばらくの間は細くならないとして、術後どれくらい経過した辺りから細さを実感できるのでしょうか？

また、脂肪吸引後の仕上がりや、脂肪吸引後に細くなった体をずっと維持できるのかも気になると思います。

これらの疑問について解説します。

術後どれくらいの期間で細くなるか？

脂肪吸引を受けてから完成する（細くなる）まで３か月から半年くらいかかる、と説明するクリニックが多いようです。脂肪吸引後の腫れが引くまでは細さを実感できないから、という理由です。

だけど実際のところ、術後１か月たっても細くなっていない場合、それ以降は大きな変化が見られないケースが多いようです。脂肪吸引を受けて実際に細くなる人の場合、術後２週間くらいからすでに変化を実感しているようです。

脂肪吸引後に満足のいく仕上がりになるかは医師の技術に左右されます。実際に脂肪吸引を受けて細くなったかについては、「細くなって満足」というものと「全然細くならなかった」というものと両方のケースがあります。

「百数十万円を支払ってお腹と太ももの脂肪吸引を受けたけど全然細くならなかった」というケースもあります。

脂肪吸引後に細くなるかどうかは医師の技術レベルにも左右され、脂肪吸引を受ける人の体質的な要素（脂肪の付き方）も関係します。

また、脂肪吸引の体験者の話では、お腹の脂肪吸引後に「みぞおちの辺りだけボコッと出っ張って塊りが残った」、お尻のケースでは「お尻がぼこぼこになった」、足のケースでは「両ふとももの裏に段々ができた」など、脂肪吸引後の仕上がりに満足できなかったケースも多いようです。

自然に付いている脂肪を人工的に吸引して取ってしまうわけですから、脂肪吸引後に皮膚にたるみが発生する（脂肪を取れば皮膚が余るから）ケースも多いです。

脂肪吸引後の仕上がりに納得がいかない場合の再手術について、快く再手術を引き受けてくれるクリニックと全く受け付けないクリニックと両方あります。

再手術を受け付けてくれるクリニックの場合も、再手術無料と掲載しているのに麻酔代は有料などといったケースもあるようです。

再手術を受け付けないクリニックの対応としては、皮膚にでこぼこができて明らかに失敗しているのに「皮膚には誰でもでこぼこがあるもの」といった言い訳など再手術をやりたくなさそうな態度を示す場合もあるようです。

脂肪吸引を受けた部位に関しては、脂肪吸引後に太った場合でもある程度は細さを維持できるかもしれません。なぜなら、脂肪吸引をすることで脂肪細胞の数が減ったからです。

でも脂肪細胞は数が減っても大きくなれば太くもなりますし、それ以上大きくなれない程度まで大きくなれば分裂して数がまた増えます。だけど、しばらくの間はある程度の細さを維持できるようです。

ただし体全体で考えた場合、脂肪吸引後もカロリーオーバーすれば普通に太りますので、脂肪吸引を受けた部位以外に脂肪が集中して付くことになります。

その場合、特にお腹の内臓脂肪に集中して脂肪が付くので、太ればお腹のぽっこりが目立つようになります。