足が痩せる方法と痩せない方法の解説

足だけ痩せる方法があれば知りたい。上半身は特に太ってないけど、足だけ太いのが悩みなのでミニスカートなんかとても履けない・・・。

下半身の脂肪の悩みでも、特に足の太さで悩んでいる人は多いと思います。

そこで、足が痩せる効果的なダイエット方法と、どれだけやっても足が痩せない無意味なダイエット方法の両面から、確実な足痩せ方法について解説します。

ストレッチは少し足を引き締める効果

足痩せと言えばまずストレッチを思い浮べると思います。ストレッチには少しだけ足を引き締める効果を期待できます。「少しだけ」と書いたのは、引き締め効果はそれほど大きくないからです。

足の引き締め効果は筋肉の発達から生まれます。筋肉をある程度発達させなければ引き締め効果は期待できないということです。

一般的な足痩せストレッチは、足の筋肉を鍛えるほどの効果はあまりないため引き締め効果が小さいのです。

ただ、エアロビクスのような活発に動く動作を行うストレッチなら、足痩せ効果はかなり大きいと思います。

逆にヨガのようなほとんど座ったり寝たりして行うようなストレッチだと、足はほとんど引き締まりません。

引き締めたい足の部分の筋肉に効くストレッチかどうかを判断基準にしてください。

ジョギングやウォーキングは脂肪を燃焼させるには効果的な有酸素運動です。また、足の筋肉も使うので引き締め効果と足痩せ効果の両面から優れたダイエット方法だと言えます。

足を引き締める方法と言えば、普通は足に何かをするか足を動かすことばかりが強調されます。

だけど、足が太い根本的な原因は足に脂肪が付いていることなので、有酸素運動をして足の脂肪を減らさなければ足痩せは達成できません。

ジョギングもウォーキングもこの点において、足痩せ効果が非常に高い運動と言えるのです。

水泳は足痩せ方法としてはかなり優れた有酸素運動です。あらゆる運動のなかで最強の足痩せ効果を持つと言えるほど、水泳の足痩せ効果は絶大です。

まず水泳の消費カロリーは有酸素運動の中でも最高レベルです。このため水泳の脂肪燃焼効果はかなり大きく、習慣的に続ければかなり脂肪を減らすことができます。

水泳の足痩せ効果を大きくしているもう１つの要素が、全身運動としての引き締め効果です。平泳ぎをするにしても、クロール、バタフライにしても、二の腕も背筋も腹筋も、足の筋肉もお尻の筋肉も全て使います。

水泳は運動強度も最高レベルに近いので、筋肉の引き締め効果も最高レベルです。何をしても引き締まらないという人は、まず水泳を始めてください。

足痩せに限らず、体の全ての部位においてダイエット効果は最高レベルです。

足痩せと言えばリンパマッサージですが、その効果はゼロに近いと思っておいた方がよいでしょう。リンパマッサージは足のむくみが気になる場合に、むくみを取るために行うマッサージです。

リンパマッサージで足は細くなりません。詳しくは「脚はリンパマッサージで細くならない」を参考にしてください。

もし足にリンパマッサージを施してその場で若干細くなったとしても、一時的な現象に過ぎません。効果は数時間続く程度か、長くて１日もすれば効果はなくなります。

リンパマッサージを30日続けたからと言って、30日分細くなるわけではありません。今日やったリンパマッサージの効果は明日までには消えていて、明日は明日でまた効果ゼロの状態からリンパマッサージをやるわけです。

骨盤ダイエットも効果がない代表的な方法です。もちろん骨盤ダイエットをやっても足が細くなることはありません。

骨盤ダイエットになぜ効果がないのかは、こちらの記事「骨盤ダイエットで痩せない３つの理由」を参考にしてください。

骨盤ダイエットで例外的に痩せる効果があるのは、ストレッチ的な動作やエアロビクス的な動作を行う骨盤エクササイズをした場合です。

このような骨盤エクササイズで痩せる理由は、上の「ストレッチは少し足を引き締める効果」の項目に書いた通りです。