ダイエット効果を上げるウォーキング方法
ウォーキングをしてもダイエット効果がなかなか実感できない…。どんなウォーキング方法が体重を減らすのに最も効果的なのだろう…?
ウォーキングをがんばっているのに体重がなかなか落ちないことに悩んでいる人は多いと思います。また、ウォーキングをして逆に1キロ太ったという人もいるようです。3日間毎日ウォーキングを1時間以上したのに1キロ太ったというものです。
このようにウォーキングのダイエット効果を感じられないために、今後もウォーキングを続けるべきかどうか迷ってしまう、という悩ましい問題が存在します。
ウォーキングで痩せない理由として考えられる大きな原因は、ウォーキングで消費したカロリー分だけ食事で余分に摂取してしまっていることです。普通の速度で歩くウォーキングを1時間行った程度の消費カロリーはたかが知れています。
例えば体重50キロの人が1時間ウォーキングを行って消費するカロリーは約100kcalです。これに対してご飯を66g食べた時の摂取カロリーも100kcalです。ご飯66gと言えばお茶碗の底にちょっとだけご飯を入れたという感覚で、ほんのわずかな量です。
ウォーキングなど運動をした後は食欲が増進しますので、やはりいつも以上にご飯を食べてしまいがちです。ウォーキング後に間食をすることもあるでしょう。これがウォーキングを1時間頑張っているのに痩せない原因なのです。
痩せるためにウォーキング方法を工夫するなら、時間を決めて行うより距離を決めて行う方が効果的です。ウォーキングを1時間行うと決めても、ごく普通の速度で歩いた場合は上に書いたように100kcal(体重50キロの人の場合)しか消費しません。
そうでなく、5キロの距離ウォーキングを行う、というように距離を決めて行った方が確実にウォーキングで成果を出すことが可能になります。
時間を決めた場合はとにかく決めた時間を歩き切ったらよいので、終わりの方にはだらだらとゆっくり歩くことも多いと思います。これだとさらにウォーキングのダイエット効果が減ってしまいます。
逆に距離を決めた場合、決めた距離を歩き切ったらその日のウォーキングをやめることができるので、早く終わりたい一心で歩く速度が速くなっていくことでしょう。
そして日を追うごとにウォーキングの速度が上がっていき、いつかは5キロの距離を歩いたりジョギングしたりするようになるでしょう。最終的にはジョギングを行う時間が増えていくと思います。体力が付くことによってジョギングさえ苦痛でなくなってくるからです。