ジョギングとランニングの違いとダイエット効果の比較
ジョギングもランニングも走る点においては違いがなさそうですが、走ることをダイエットの運動として取り入れる場合のジョギングとランニングの違いは何なのでしょうか。
脂肪を減らしたい時にどちらをするべきか、ジョギングとランニングのダイエット効果と足痩せに関する注意点を解説します。
ダイエット効果に違いはある?
ジョギングとランニングのダイエット効果の違いは消費カロリーの多さです。もちろんスローペースで走るジョギングよりもハイペースで走るランニングの方が消費カロリーは多くなります。
ジョギングとランニングを1時間した場合の、体重1キロ当たりの消費カロリーは次の通りです。
ジョギング…6.3kcal
ランニング(134m/分)…7.3kcal
ランニング(161m/分)…9.4kcal
例)体重60キロの人がジョギングを1時間した場合の消費カロリーは、
6.3kcal×60キロ=378kcal
例)ランニング(134m/分)を30分した場合の消費カロリーは、
7.3kcal×60キロ÷2=219kcal
ランニングの方が消費カロリーが多いのでダイエット効果は大きくなりますが、体力がない人の場合はランニングを続けられないと思います。
上の例の通り、ランニングを30分やるよりもジョギングを1時間やる方が消費カロリーが多くなり、ダイエット効果も大きくなります。ランニングを5分やるよりジョギングを10分やる方が脂肪が多く燃焼するのです。
もちろん、体力的にランニングを30分できるのなら、ジョギングを30分やるよりも脂肪は多く燃焼します。ダイエットを意識して走る場合、ランニングにするかジョギングにするかはその人の体力次第だということです。
ランニングは有酸素運動と無酸素運動の混合
ランニングは高負荷の有酸素運動であり、さらにハイペースで走る点において無酸素運動の要素を一部含むとも言えます。
ランニングでもずっと走り続けられる場合は有酸素運動になり、息苦しくて走ってられない速度まで走るペースを早くした時点で無酸素運動に切り替わります。
体力の向上とともにハイペースでもずっと走り続けられるようになった場合、有酸素運動から無酸素運動への切り替えポイントが高くなったということです。
また、ランニングはジョギングのスローペースと違って、速く走るために下半身の筋肉を力強く使います。ジョギングにより近い速度のランニングではなく、短距離走のように早く走ると下半身の筋肉が鍛えられます。
もし、ふくらはぎを太くしたくないなど、下半身に筋肉をあまり付けたくない場合は走るペースを上げすぎないようにしましょう。