本当に痩せるサプリの成分を3つ紹介
あなたは本当に痩せるサプリって存在すると思いますか。よく飲むだけで脂肪が燃焼するとかセルライトが消えるとかいうサプリを見かけます。
でも実際に試してみると嘘のサプリばかりです。あなたも一度くらいはダイエットサプリを実際に飲んだことがあるはずです。その時は本当に効果がありましたか?
恐らくなかったと思います。それほど本当に痩せるサプリは少ないのです。
だけど、痩せるサプリが1つもないわけではありません。無数にある嘘のサプリだらけの状況の中、科学的に効果が実証されている本当に痩せるサプリの成分を3つ紹介します。
グルコマンナンには体重を減らす効果がある
グルコマンナンはコンニャク芋に多く含まれる水溶性食物繊維です。コンニャクの主成分なので、別名をコンニャクマンナンと言います。
このグルコマンナンは水溶性食物繊維なので胃では消化されず、さらに摂取すると胃の中で水を吸って何十倍にも膨れます。
このため、グルコマンナンを摂取すれば食欲を抑えることができます。
グルコマンナンは「便秘を改善する」「コレステロールの吸収を抑制する」などと言われています。
また、肥満の人がこれを摂取することで体重を減らす効果があること。血中コレステロールや中性脂肪の数値を低下させる効果。これらに対する有効性が科学文献で示唆されています。
カテキンは体脂肪が気になる人に適する
茶カテキンを関与成分とする特定保健用食品があります。
「この緑茶は茶カテキンを豊富に含んでいるので、体脂肪が気になる方に適しています」などの表現がペットボトルに記載されていると思いますが、特定保健用食品は、製品に記載されている効果が本当にあることを国が認定した食品です。
よって、カテキンは少なくとも「体脂肪が気になる方に適した食品」であることは確かです。
しかし科学文献によれば、カテキンが肥満に効果があったとする報告、効果がなかったとする報告の2種類があります。だから、カテキンを摂取したからといって目に見えるほどの効果はないのでしょう。
プーアル茶で体重とBMIが減ったという報告も
プーアル茶は中国雲南省で生産される中国茶の1つです。プーアルの生茶を湿気の多い状態に置き、微生物発酵をさせて作ります。
軽度の肥満の人に12週間、プーアル茶抽出物を333mgずつ1日3回食事の時に飲ませたところ、体重とBMI、CT測定による内臓脂肪面積が低下したという報告があります。
ただ、この現象には更なる検証が必要であり、プーアル茶のダイエット効果が科学的に証明されたとは言えません。
以上、全く科学的根拠がないわけではない本当に痩せる成分を紹介しました。探せばこの他にも効果のある成分はいくつかあると思います。